埼玉e街ネット レポーターズ

埼玉ブルース第五回

calendar

reload

埼玉ブルース第五回

誰が言ったか知らないが、訪ねてみれば確かに感じる魅力のご当地をさすらう「埼玉ブルース」
今回は“すべてはこの名前からはじまった”埼玉県名発祥の地碑を目指してさきたま緑道を歩いて来ました。

今回も今回とて公共交通機関で現地へ。行田市のホームページでは「埼玉県名発祥の地!」と高らかに謳っていましたが、その最寄り駅は北鴻巣駅。早くも肩透かしを食らいながら、一路目的地を目指します。

 

1

熊谷バイパス沿いということもあって賑わう周辺をよそに、ひっそりと切り開かれた入り口を見た瞬間、何故かだだ上がりになるテンション。埼玉でも都市部に位置するこんなところに、こんな閑静な散歩道があるとは……もしかしてトトロとか居そうかも!

 
2

淡い期待を抱きながら歩き始めると、トトロじゃないけどなんかいた。「ひっそりと森に住むおかしな生き物」って共通項のとっかかりとしてはいい線行っているけど、マスコットとしての親しみやすさは断然あちらの大勝利。今が夜だったら、泣いちゃいそうです。

 
3

埼玉県のホームページには「「さきたま」の地にふさわしい彫刻50点が展示されています」とありましたが、真っ先にお目見えしたのはこれ。オブジェか紙一重のところですが……健康器具かな?「ならば!」と頑張って健康になろうと試みましたが、そもそもどう使うのものなのかが分からず断念。うーん、残念。せめて説明が欲しかった。

唐突に足のマークが見えたので、

 
5

 
したり顔で乗せてみる。そのまま軽い気持ちでシャッターを切ったデジカメから「 目 を 瞑 っ た 写 真 が 検 知 さ れ ま し た」とのメッセージが発せられ、前回に引き続き筆者の背筋に戦慄が走る。

 

6

 

今更脱ぐ訳にもいかない自分の靴に脅えつつ歩き続けて行くものの、見えて来るのは健康器具ばかり。この緑道は、どれだけ埼玉県民の健康に気遣ってくれているというのか……。

 
7

歩けど歩けど、全然オブジェが見えて来ない。「一体どこまで歩けばいいんですかね?」。そう訊こうとしたら、それがオブジェでした。なんかゆでたまご先生の漫画にこんなキャラクター居たなあ。動き出したら勝てそうにないので、そうなる前に失礼します。

 
8

さらに歩みを進めるうちに、いろんなオブジェが見えて来た。これは炭火焼きハンバーグの像に違いない! ……と思ったら、「風に乗る音」だそうです。言われてみれば、そう見えなくもないな、うん。

 
9

「ちょっと疲れたから座ろうかな?」って思ったら、これもまさかの展示物。
すべての芸術は感情の表現だと聞きますが、果たしてこれは何を表わしているのか。

 
10

頭を捻りつつ緑道も中腹まで来たところで、ようやくそれっぽいものがお目見え。これも何だか分からないが、
この可動式フィギュアが出たら諭吉を何人動員しても絶対に買おうと並々ならぬ熱意を胸に、先へ。

 

11

これも一体何を表わして(ry でも、デキる人の机の上って、必ずこういうペンあるよね。

12

 

目の前に木陰にうずくまっている人が見えたので、「大丈夫ですか?」と声を掛けようとしたら、

 
13

これもオブジェでした。さっきから人間とは一切すれ違わず、三たび筆者の背筋に戦慄が走る。

 
14

ほかのオブジェ同様、これにも何か意味があるのは分かる。しかし、あの炭火焼ハンバーグを見た後では、
もうソーセージ製造機にしか見えません。

 
15

どうやら件の地碑は、この先にある古墳群のなかにあるらしい。
「おっ、それらしいものが見えて来たな!」と意気込んだところで、軽トラで乗り付けた作務衣姿のおじさんがすべてをなし崩しにして行きました……。そ、そうだよね。これが古墳である訳がなかったよね。

 
16

 
!?

 
17

落ち込んでいたところへ突如として見えて来たはにわに、落ち込み掛けていたテンションは再びMAX状態に。
足を運んでみてから気付いたことですが、どうやらここは春には桜が咲き乱れるらしい。
それをお伝え出来なかったのは残念ですが、それにしてもなんて新緑が似合うんだ。

 
18

「そう言えば、この装束の下ってどうなってるんだろう?」と言う素朴な疑問のもと、芝生塗れになりながら覗き込んでみる。さっきまでまるで人気がなかったくせに、急に犬の散歩やら学校帰りやらで増え始めた人達に漏れなく冷たい目を向けられてしまったものの、ここは折れられない。
筆者が高校生の時分には、在学している高校がど田舎だったと言う事実も相俟って、よく階段の下に女子高生のパンチラ狙いの変質者が出たものだったが……十数年を経て、彼らの気持ちにまさか共感する日が来ようとは。
ちなみに、ここまでしたのに、結局どうなってるかは分かりませんでした。あーあ。

 
19

今年は午年という験を担いで、そのバック・ショットも撮ってみた。あれ、しっぽも耳もない?
「馬の後姿ってこんなんだっけ」と思いはしたが、本物を凝視したことがないので正解は知らないんでした……。

 
20

こうなったら白眼視ついでに、やぶれかぶれでお腹の写真も撮ってみる。多分、ホームページ至上初公開。だと思います、こんなふざけたショット。

 
21

そこからしばらく歩くと、さきたま緑道の終わりと、古墳公園の入り口が見えて来ます。その最後の目印となるオブジェがこちら。
そのすぐ脇をやはり大道が走っていて、その両側を喧騒に挟まれているなかで、聞こえて来るのは小鳥の囀りと風の音のみ。日々の忙しさを忘れて静けさに感じ入りたい方には超おすすめです。

 
22

果たしてこれに需要はあるのか……。
今回の取材について鴻巣市→行田市→埼玉県→公園管理所とまさにお役所っぽいたらい回しに遭ってHPを削られた挙句に、その担当の方から「あっ、別にそれでお金を稼ぎたいとかじゃなかったらいいんですよ」ってさらっと言われて目から鱗。
その暖簾に腕押し振りにちょっと拍子抜けしてしまい、危うく地碑にはたどり着けなかった。じ、次回こそは必ずや……!

 

〜つづく〜

……って、続いちゃったよ! 来週は必ず地碑と古墳群をお送り致します。お見逃しなく。

 

【今回取材させて頂いたさきたま緑道】
行田市大字佐間から鴻巣市大字川面地内

この記事をシェアする